正答3
解説
正解は3です。
免疫不全症のうち、ウイルス感染で生じるものを問う問題です。
免疫不全症は、生まれつきの原発性(先天性)と、後から生じる続発性(後天性)に分けられます。
【選択肢別解説】
1:× 無γグロブリン血症は、B細胞の分化障害により抗体ができない先天性の免疫不全症です。
HIVによるものではありません。
2:× 重症複合性免疫不全症は、T細胞とB細胞の両方が働かない先天性の免疫不全症です。
HIVによるものではありません。
3:○ 後天性免疫不全症候群(AIDS)はヒト免疫不全ウイルス(HIV)の感染で起こります。
HIVがCD4陽性T細胞を破壊し、日和見感染症などを発症します。
4:× ディジョージ症候群は、胸腺の形成不全によりT細胞が欠乏する先天性の免疫不全症です。
HIVによるものではありません。
【ポイント】
HIVはCD4陽性ヘルパーT細胞を標的とします。
AIDSではニューモシスチス肺炎やカポジ肉腫などの日和見疾患が問題になります。