正答4
解説
正解は4です。
高齢者の歩行能力を評価するための指標を選ぶ問題です。
各評価尺度が何を測るものかを区別することがポイントです。
【選択肢別解説】
1:× RDQ(ローランド・モリス障害質問票)は、腰痛によって日常生活がどの程度妨げられているかを評価する質問票です。
歩行能力そのものの評価には用いません。
2:× 改訂PGCモラールスケール(フィラデルフィア老年学センター・モラールスケール)は、高齢者の主観的な幸福感を評価する尺度です。
身体機能ではなく心理面を測るものです。
3:× ハミルトン評価尺度は、うつ病などの重症度を面接によって評価する尺度です。
精神症状の評価であり、歩行能力は測りません。
4:○ タイムドアップアンドゴーテストは、椅子から立ち上がって3m歩き、折り返して戻り座るまでの時間を測る検査です。
歩行能力やバランス、転倒の危険性を評価でき、最も適切です。
【ポイント】
TUG(Timed Up and Go test)は短時間で行えるため、高齢者の運動機能の評価によく用いられます。
腰痛はRDQ、うつはハミルトン評価尺度、主観的幸福感はPGCモラールスケールと対で覚えます。