正答2
解説
正解は2です。
下頭斜筋は後頭下筋群の一つで、第2頸椎棘突起から起こり環椎横突起に付着します。
後頭骨のすぐ下の深部にあるため、項部の上部にある経穴から刺鍼します。
【選択肢別解説】
1:× 玉枕は頭部で、外後頭隆起上縁と同じ高さ、後正中線の外方1.3寸にあります。
後頭骨の上にあり、下頭斜筋には届きません。
2:○ 風池は後頭骨の下方で、胸鎖乳突筋と僧帽筋の起始部の間の陥凹部にあります。
深部に後頭下筋群があるため、下頭斜筋を狙った刺鍼に最も適しています。
3:× 大杼は上背部で、第1胸椎棘突起下縁の高さ、後正中線の外方1.5寸にあります。
僧帽筋や菱形筋の部位で、下頭斜筋からは離れています。
4:× 頭維は頭部で、額角髪際の直上0.5寸、前正中線の外方4.5寸にあります。
側頭部の前方にあり、下頭斜筋とは部位がまったく異なります。
【ポイント】
後頭下筋群は、大後頭直筋・小後頭直筋・上頭斜筋・下頭斜筋の4筋です。
下頭斜筋の下縁を大後頭神経が回って上行する点も覚えておきましょう。