正答3
解説
正解は3です。
反射の遠心路(効果器へ向かう経路)が、自律神経か体性神経かを区別する問題です。
効果器が平滑筋や腺であれば自律神経、骨格筋であれば体性運動神経が遠心路です。
【選択肢別解説】
1:× 膝蓋腱反射は、大腿四頭筋が収縮する伸張反射です。
遠心路は自律神経ではなく、大腿神経の体性運動線維です。
2:× 腹壁反射は、腹壁の皮膚刺激で腹筋が収縮する表在反射です。
遠心路は自律神経ではなく、肋間神経などの体性運動線維です。
3:○ 対光反射は、光が目に入ると瞳孔が縮む反射です。
求心路は視神経で、遠心路は動眼神経に含まれる副交感神経線維です。
副交感神経線維は毛様体神経節を経て瞳孔括約筋(平滑筋)を収縮させます。
4:× ヘーリング・ブロイエル反射は、肺が膨らむと吸息を止める反射です。
求心路は迷走神経ですが、遠心路は横隔神経や肋間神経などの体性運動神経です。
【ポイント】
対光反射の中枢は中脳で、求心路は視神経、遠心路は動眼神経の副交感線維です。
遠心路が自律神経の反射としては、対光反射のほか排尿反射や圧受容器反射があります。