正答4
解説
正解は4です。
癌の組織型は、発生する臓器の上皮によっておおむね決まります。
腺組織から生じるのが腺癌、重層扁平上皮から生じるのが扁平上皮癌です。
【選択肢別解説】
1:× 皮膚の表皮は重層扁平上皮です。
そのため皮膚癌は、腺癌ではなく扁平上皮癌や基底細胞癌が主体です。
2:× 舌の表面は重層扁平上皮で覆われています。
そのため舌癌のほとんどは、腺癌ではなく扁平上皮癌です。
3:× 子宮頸部の膣側は重層扁平上皮で覆われています。
そのため子宮頸癌は扁平上皮癌が多く、腺癌は少数です。
4:○ 膵臓の悪性腫瘍の大部分は、膵管の上皮から生じる腺癌(膵管癌)です。
選択肢の中で腺癌の発生頻度が最も高い臓器です。
【ポイント】
腺癌が多い臓器は、胃・大腸・膵臓・肺(腺癌が最多)・乳腺・子宮体部です。
扁平上皮癌が多いのは、皮膚・口腔・食道・子宮頸部です。