正答2
解説
正解は2です。
副腎・ホルモンの病気と、血圧・血糖への影響を問う問題です。
この問題は高血圧と耐糖能異常のいずれも認めないものを選ぶので、○ が答えです。
【選択肢別解説】
1:× 褐色細胞腫では、両方を認めます。
副腎髄質などの腫瘍からカテコールアミンが過剰に分泌され、高血圧と高血糖を起こします。
2:○ アジソン病では、両方とも認めません。
副腎皮質の機能が低下してコルチゾールとアルドステロンが不足し、低血圧と低血糖を起こします。
3:× クッシング症候群では、両方を認めます。
コルチゾールの過剰により、高血圧と、血糖が上がる耐糖能異常が起こります。
4:× 原発性アルドステロン症では、両方を認めます。
アルドステロンの過剰でナトリウムが貯留して高血圧になり、低カリウム血症によってインスリン分泌が低下して耐糖能異常を起こします。
【ポイント】
副腎ホルモンの過剰症(褐色細胞腫・クッシング症候群・原発性アルドステロン症)は、いずれも二次性高血圧の原因です。
アジソン病は欠乏症なので、逆に低血圧・低血糖・色素沈着を起こします。