正答3
解説
正解は3です。
貧血の種類ごとの原因を問う問題です。
この問題は自己免疫機序が関与しないものを選ぶので、○ が答えです。
【選択肢別解説】
1:× 悪性貧血には自己免疫機序が関与します。
胃の壁細胞や内因子に対する自己抗体ができ、ビタミンB12が吸収できなくなって起こります。
2:× 溶血性貧血には自己免疫機序が関与するものがあります。
自己免疫性溶血性貧血では、赤血球に対する自己抗体によって赤血球が壊されます。
3:○ 鉄欠乏性貧血には自己免疫機序は関与しません。
月経過多や消化管出血などの慢性的な出血、鉄の摂取不足、妊娠などによる需要の増加で鉄が足りなくなって起こります。
4:× 再生不良性貧血の多くには自己免疫機序が関与すると考えられています。
T細胞が骨髄の造血幹細胞を攻撃することが原因とされ、免疫抑制療法が有効です。
【ポイント】
悪性貧血は大球性、鉄欠乏性貧血は小球性低色素性の貧血です。
自己免疫が関わる貧血として、悪性貧血・自己免疫性溶血性貧血・再生不良性貧血を覚えます。