正答4
解説
正解は4です。
副腎皮質から分泌される糖質コルチコイド(コルチゾール)の作用を問う問題です。
糖質コルチコイドはストレスに対応するホルモンで、代謝、血圧、免疫に幅広く作用します。
【選択肢別解説】
1:× 糖質コルチコイドは血糖値を低下ではなく上昇させます。
肝臓での糖新生を促し、末梢での糖利用を抑えます。
2:× 糖質コルチコイドは血圧を低下ではなく上昇させます。
カテコールアミンへの血管の反応性を高めるためです。
3:× 糖質コルチコイドは胃酸分泌を抑制ではなく促進します。
胃粘膜の防御も弱めるため、長期使用で消化性潰瘍の原因になります。
4:○ 糖質コルチコイドは炎症反応と免疫反応を抑制します。
この作用を利用して、ステロイド薬が抗炎症薬・免疫抑制薬として使われます。
【ポイント】
ステロイド薬の副作用である高血糖、高血圧、消化性潰瘍、易感染性、骨粗鬆症は、糖質コルチコイドの生理作用から理解できます。
クッシング症候群では、これらの作用が過剰に現れます。