正答4
解説
正解は4です。
血中脂質のうち、値が低いことが動脈硬化の危険因子になるものを問う問題です。
多くの脂質は高値が問題になりますが、HDLコレステロールだけは低値が問題になります。
【選択肢別解説】
1:× 中性脂肪は基準値を上回る(高トリグリセライド血症)と動脈硬化のリスクが高くなります。
2:× 総コレステロールは高値で動脈硬化のリスクが高くなる指標です。
低値でリスクが上がるわけではありません。
3:× LDLコレステロールは「悪玉」と呼ばれ、高値で動脈硬化のリスクが高くなります。
4:○ HDLコレステロールは末梢組織から余分なコレステロールを肝臓に回収するので「善玉」と呼ばれます。
40mg/dL未満の低値が脂質異常症の診断基準に含まれます。
【ポイント】
脂質異常症の診断基準(空腹時)は、LDLコレステロール140mg/dL以上、HDLコレステロール40mg/dL未満、中性脂肪150mg/dL以上です。
HDLは運動で増え、喫煙で減ります。