正答1
解説
正解は1です。
変形性膝関節症に対するリハビリテーションで最も適切なものを問う問題です。
関節に負担をかけずに、膝を支える大腿四頭筋を強くすることが基本です。
【選択肢別解説】
1:○ 下肢の等尺性筋力訓練は、関節を動かさずに筋を収縮させるので、膝関節への負担が少なく大腿四頭筋を強化できます。
変形性膝関節症の運動療法の基本です。
2:× 階段昇降は膝関節に体重の数倍の負荷がかかるため、痛みや変形を悪化させるおそれがあります。
訓練として最も適切とはいえません。
3:× 自助具は手指の障害などで日常生活動作を助ける道具で、変形性膝関節症のリハビリテーションの中心ではありません。
膝への負担を減らすには杖が用いられます。
4:× 寒冷療法は熱感や腫れの強い急性期に一時的に用いますが、慢性の変形性膝関節症では温熱療法が中心です。
最も適切とはいえません。
【ポイント】
変形性膝関節症の保存療法は、運動療法(大腿四頭筋訓練)、減量、杖の使用、足底板、温熱療法です。
大腿四頭筋の等尺性訓練には、膝を伸ばしたまま脚を持ち上げる下肢伸展挙上(SLR)訓練などがあります。