正答1
解説
正解は1です。
熱傷の深度分類と、その所見を問う問題です。
熱傷の深さは、損傷が表皮・真皮浅層・真皮深層・皮膚全層のどこまで及ぶかで分類します。
紅斑と痛みのみで水疱がない場合は、損傷が表皮にとどまっています。
【選択肢別解説】
1:○ Ⅰ度熱傷は表皮だけの損傷です。
紅斑と痛みがみられますが水疱はできず、数日で瘢痕を残さず治ります。
2:× 浅達性Ⅱ度熱傷は真皮浅層までの損傷です。
水疱ができ、水疱の底は赤く、強い痛みがあります。
3:× 深達性Ⅱ度熱傷は真皮深層までの損傷です。
水疱の底は白っぽく、痛みは鈍くなり、瘢痕を残しやすくなります。
4:× Ⅲ度熱傷は皮膚全層の損傷です。
皮膚は白色や黒色になり、神経終末も壊れるため痛みを感じなくなります。
【ポイント】
「水疱なしはⅠ度、水疱ありはⅡ度、痛みなしはⅢ度」と覚えます。
Ⅱ度は水疱の底が赤ければ浅達性、白ければ深達性です。