正答3
解説
正解は3です。
痙直型脳性麻痺で起こりやすい下肢の変形を問う問題です。
痙直型では、抗重力筋や内転筋など特定の筋の痙縮が強く、その筋の方向に関節が引っぱられて変形します。
【選択肢別解説】
1:× 股関節は外転ではなく、内転位をとりやすくなります。
股関節内転筋の痙縮が強く、両脚が交差するはさみ足肢位になります。
2:× 股関節は伸展ではなく、屈曲位をとりやすくなります。
腸腰筋の痙縮によって屈曲拘縮が起こります。
3:○ 下腿三頭筋の痙縮が強いため、足関節は底屈位(尖足)をとりやすくなります。
つま先立ちの歩行は、痙直型脳性麻痺の代表的な所見です。
4:× 足関節は背屈ではなく、底屈位をとりやすくなります。
背屈位の変形は、痙直型の典型ではありません。
【ポイント】
痙直型脳性麻痺の下肢は「股関節の屈曲・内転・内旋」「膝関節の屈曲」「足関節の底屈(尖足)」が典型です。
この肢位は、はさみ足歩行として現れます。