正答2
解説
正解は2です。
疾患と換気障害の型の組合せを問う問題です。
閉塞性換気障害は空気の通り道が狭くなる障害で、1秒率が低下します。
拘束性換気障害は肺や胸郭が広がりにくくなる障害で、肺活量(%肺活量)が低下します。
【選択肢別解説】
1:× 気管支喘息は、拘束性ではなく閉塞性換気障害をきたします。
気道が狭くなって息を吐き出しにくくなるためです。
2:○ 肺線維症は、肺の間質が線維化して硬くなり、膨らみにくくなる疾患です。
肺活量が減るため、拘束性換気障害をきたします。
3:× 高位頸髄損傷は、閉塞性ではなく拘束性換気障害をきたします。
横隔膜や肋間筋など呼吸筋が麻痺し、胸郭を十分に広げられなくなるためです。
4:× 筋ジストロフィーは、閉塞性ではなく拘束性換気障害をきたします。
呼吸筋の筋力が低下し、肺活量が減少するためです。
【ポイント】
「閉塞性=COPD・気管支喘息」「拘束性=肺線維症・神経筋疾患・胸郭変形」と整理しましょう。
呼吸筋の障害は気道ではなく換気量に影響するので、拘束性に分類されます。