正答2
解説
正解は2です。
肺の性質や作用を表す用語の意味を問う問題です。
「外邪の侵襲を防ぎ、臓腑を保護する」とは、肺の位置に由来する性質を指します。
【選択肢別解説】
1:× 嬌臓は、肺が繊細で、寒さや暑さ、乾燥などの外邪に侵されやすい性質を表す語です。
臓腑を保護する働きではなく、傷つきやすさを示しています。
2:○ 華蓋は、天子の上にかざす傘のことです。
肺が五臓六腑の最も高い位置にあって他の臓腑を覆い、外邪の侵入を防いで守ることを、この傘にたとえています。
3:× 粛降は、肺気が清らかな気や津液を下方へ降ろす作用です。
呼吸で吸気を取り込むことや、水を腎へ送ることに働き、臓腑の保護を示す語ではありません。
4:× 宣発は、肺気が気や津液を上方・外方へ発散させる作用です。
衛気を体表に巡らせますが、肺の位置による保護を示す語ではありません。
【ポイント】
肺の性質は「華蓋(最上位で他臓を覆う)」と「嬌臓(傷つきやすい)」の2語を対で覚えましょう。
肺の作用は「宣発(上・外へ)」と「粛降(下へ)」です。