正答1
解説
正解は1です。
湯液療法(漢方薬による治療)の基本的な特徴を問う問題です。
湯液療法は、複数の生薬を組み合わせた方剤を、患者の証に合わせて用いる治療法です。
【選択肢別解説】
1:○ 生薬には植物だけでなく、動物や鉱物に由来するものもあります。
石膏、滑石、芒硝などの鉱物が生薬として用いられます。
2:× 漢方薬にも副作用はあります。
例えば甘草の過剰摂取による偽アルドステロン症(むくみ、高血圧、低カリウム血症)や、小柴胡湯による間質性肺炎が知られています。
3:× 湯液療法では、証をたてることが不可欠です。
患者の体質や病態を診断して証を決め、それに合った方剤を選ぶ「随証治療」が基本です。
4:× 多くは単味(1種類の生薬)ではなく、複数の生薬を組み合わせた方剤として用います。
例えば葛根湯は、葛根、麻黄、桂皮、芍薬、甘草、大棗、生姜の7種類の生薬で構成されます。
【ポイント】
湯液療法の特徴は「複数の生薬の配合」「証に基づく処方」「副作用もある」の3点です。
鍼灸と同じく、証をたてて治療方針を決める点が共通しています。