正答1
解説
正解は1です。
骨から発生する原発性悪性骨腫瘍のうち、最も頻度が高いものを問う問題です。
なお、多発性骨髄腫は造血器腫瘍として通常は別に扱います。
【選択肢別解説】
1:○ 骨肉腫は、原発性悪性骨腫瘍の中で最も頻度が高い腫瘍です。
10歳代に好発し、大腿骨遠位や脛骨近位など膝関節周囲の骨幹端に多く発生します。
2:× 軟骨肉腫は、骨肉腫に次いで頻度が高い原発性悪性骨腫瘍です。
中高年に多く、骨盤や大腿骨近位などに発生しますが、最も多いものではありません。
3:× ユーイング肉腫は、小児から若年者に発生する悪性骨腫瘍です。
骨幹部に発生しやすく、発熱などの全身症状を伴いますが、頻度は骨肉腫より低い腫瘍です。
4:× 脊索腫は、胎生期の脊索の遺残から発生するまれな悪性腫瘍です。
頭蓋底や仙骨に好発し、頻度は低い腫瘍です。
【ポイント】
骨肉腫のエックス線像では、骨膜反応によるコッドマン三角や、針状の骨膜反応(スピキュラ)がみられます。
骨にできる悪性腫瘍で最も多いのは、原発性ではなく他臓器からの転移性骨腫瘍です。