正答3
解説
正解は3です。
正常歩行は、足が地面についている立脚相と、足が浮いている遊脚相の繰り返しです。
歩行周期の定義と、歩行と走行の違いを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 歩行の1サイクル(歩行周期)は、1歩ではなく2歩に相当します。
一側の踵が接地してから、同じ側の踵が再び接地するまでを1サイクル(重複歩)といいます。
2:× 遊脚相は、立脚相より短い時間です。
通常の歩行速度では、立脚相が約60%、遊脚相が約40%を占めます。
3:○ 歩行では両足が同時に地面につく二重支持期がありますが、速度が上がるとこの時間は短くなります。
二重支持期が0になり、両足が地面から離れる時期が現れると走行になります。
4:× 歩行速度が遅いほど、消費エネルギーが少なくなるわけではありません。
移動距離あたりのエネルギー消費は、時速4〜5km程度の快適な速度で最も小さくなり、遅すぎても増えます。
【ポイント】
「歩行には二重支持期があり、走行にはなく、両足が浮く時期がある」と区別します。
歩行速度が速くなると、二重支持期の割合は短くなります。