正答1
解説
正解は1です。
膵癌は、症状が出にくく見つかったときには進行していることが多い、予後の悪い癌です。
診断に用いる検査の特徴を問うています。
【選択肢別解説】
1:○ CA19-9は、膵癌で最もよく用いられる腫瘍マーカーです。
ほかの腫瘍マーカーと比べて膵癌で高値になりやすく、特異度が比較的高いとされます。
ただし胆道の閉塞などの良性疾患でも上昇することがあります。
2:× アミラーゼ値は、膵癌の病態を反映しません。
膵癌でアミラーゼが上がるとは限らず、癌の進行度とも対応しないためです。
3:× 放射線検査(CTなど)だけでは確定診断はできません。
確定診断には、生検や細胞診による病理学的な診断が必要です。
4:× 膵癌は早期に発見されにくい癌です。
膵臓が体の奥にあり、早期には症状がほとんど出ないためです。
【ポイント】
膵癌の腫瘍マーカーはCA19-9、肝細胞癌はAFP、大腸癌はCEAが代表です。
腫瘍マーカーは補助的な検査であり、確定診断は病理検査で行います。