正答4
解説
正解は4です。
投球動作は、ワインドアップ期・早期コッキング期・後期コッキング期・加速期・フォロースルー期に分けられます。
肘関節後方への伸展ストレスは、肘が勢いよく伸びきる時期に生じます。
【選択肢別解説】
1:× 早期コッキング期は肘関節後方への伸展ストレスが起こる時期ではありません。
踏み出し脚が接地するまでの時期で、肘への負担は比較的小さい時期です。
2:× 後期コッキング期は肘関節後方への伸展ストレスが起こる時期ではありません。
肩が最大外旋位となる時期で、肘には主に外反ストレスがかかります。
このため内側側副靱帯や内側上顆が引き伸ばされます。
3:× 加速期は肘関節後方への伸展ストレスが最も強い時期ではありません。
加速期にも肘は伸展しますが、加速期の初めは外反ストレスが中心です。
4:○ フォロースルー期に肘関節後方への伸展ストレスが起こります。
ボールを離したあと肘が急激に伸展し、肘頭が肘頭窩に衝突します。
これが肘頭の疲労骨折や後方インピンジメントの原因になります。
【ポイント】
野球肘は「内側=牽引(内側側副靱帯損傷)、外側=圧迫(離断性骨軟骨炎)、後方=衝突(肘頭障害)」と整理します。