正答3
解説
正解は3です。
脳性麻痺は、受胎から新生児期(生後4週以内)までに生じた脳の非進行性病変による運動と姿勢の障害です。
定義・病型・合併症・治療が問われています。
【選択肢別解説】
1:× 脳性麻痺は、進行性ではなく非進行性の病変に基づく障害です。
進行性の疾患や一過性の運動障害は除外されます。
2:× 病型で最も多いのは、失調型ではなく痙直型です。
失調型はまれな病型です。
3:○ 知的障害(精神発達遅滞)の有無や程度は、運動麻痺の重さと必ずしも一致しません。
麻痺が重くても知能が保たれる例も、麻痺が軽くても知的障害を伴う例もあります。
4:× ボツリヌス毒素治療は、脳性麻痺の痙縮に対して適応があります。
筋に注射して過剰な筋緊張を和らげ、歩行などの改善を図ります。
【ポイント】
脳性麻痺の病型は、痙直型が最多で、ほかにアテトーゼ型・失調型・混合型があります。
てんかんや知的障害、視覚障害などを合併することがあります。