正答3
解説
正解は3です。
フォンテイン分類が何の重症度分類かを問う問題です。
フォンテイン分類は、下肢の閉塞性動脈硬化症(末梢動脈疾患)の重症度を、症状でⅠ〜Ⅳ度に分ける分類です。
Ⅰ度は冷感・しびれ、Ⅱ度は間欠性跛行、Ⅲ度は安静時疼痛、Ⅳ度は潰瘍・壊死です。
【選択肢別解説】
1:× 深部静脈血栓症は静脈の病気で、下肢の腫脹・疼痛・色調変化が主症状です。
動脈の血流障害を段階づけるフォンテイン分類は用いません。
2:× 腰部脊柱管狭窄症も間欠性跛行を起こしますが、原因は馬尾や神経根の圧迫です。
前かがみで症状が軽くなる神経性の跛行で、フォンテイン分類の対象ではありません。
3:○ 閉塞性動脈硬化症は、下肢動脈の狭窄や閉塞で虚血症状を起こす疾患です。
フォンテイン分類で重症度を評価するため正解です。
4:× 腰椎椎間板ヘルニアは、神経根の圧迫による下肢痛やしびれが主症状です。
重症度は神経症状や筋力で評価し、フォンテイン分類は用いません。
【ポイント】
間欠性跛行は、血管性(閉塞性動脈硬化症)と神経性(腰部脊柱管狭窄症)を鑑別します。
立ち止まるだけで回復すれば血管性、前かがみや座位で回復すれば神経性を考えます。