正答2
解説
正解は2です。
この問題は最も不適当なものを選ぶので、○ が答え(不適当な記述)です。
低地・丘陵地の地盤と地震被害の関係を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 適当な記述です。
自然堤防の後背湿地側の縁は、砂が緩く堆積し地下水位も浅いため、地震時に液状化しやすい地盤です。
2:○ 不適当な記述です。
「震動が小さくなる」が誤りです。
谷底低地に軟弱層が厚く堆積している所では、地震動が増幅されて揺れが大きくなります。
軟弱な地盤ほど揺れやすく、建物被害も大きくなりがちです。
3:× 適当な記述です。
1923年の関東地震では、東京の谷底低地で多くの水道管や建物が被害を受けました。
軟弱層が厚い谷底低地で揺れが増幅されたためと考えられています。
4:× 適当な記述です。
丘を削り谷を埋めた造成地では、盛土部分が地震時に滑動・沈下しやすくなります。
このため、盛土造成では排水施設を設けて地下水位を下げ、十分に締め固めることが必要です。
【ポイント】
軟弱地盤の低地は「地震動が増幅される」「液状化しやすい」の2点で地震に弱いと覚えましょう。
造成地では、盛土部分や切土と盛土の境界部分が被害を受けやすい点も頻出です。