正答4
解説
正解は4です。
建物の維持管理の考え方(予防保全と事後保全)と、法定の定期調査を問う問題です。
この問題は最も不適切なものを選ぶので、○ が答え(不適切な記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 適切な記述です。
特殊建築物等の所有者または管理者は、定期に一級建築士等に建物の状況を調査させ、その結果を特定行政庁に報告しなければなりません(建築基準法12条1項)。
2:× 適切な記述です。
予防保全は、点検などで劣化を把握し、事故や不具合が生じる前に修繕などの処置を施す保全です。
3:× 適切な記述です。
事後保全は、事故や不具合が生じてから修繕などを行う保全です。
4:○ 不適切な記述です。
法定耐用年数は税務上の減価償却の期間であり、機器の実際の寿命とは一致しません。
交換の時期は、点検で把握した劣化の状況や使用状況を踏まえて判断することが重要です。
【ポイント】
賃貸住宅の維持管理では、事後保全から予防保全への転換が求められています。
予防保全は、入居者の安全確保、建物の長寿命化、修繕費の平準化につながります。