正答3
解説
正解は3です。
宅地建物取引業者である管理業者が借主を募集する際の、物件調査と広告のルールを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 募集業務を他の業者に委託する場合でも、物件に法的な問題がないかを確認する必要があります。
管理業者は貸主から募集を任された立場にあり、確認を委託先任せにすることはできません。
2:× 登記上の名義人(所有者)は、乙区ではなく甲区で確認します。
登記記録の甲区には所有権に関する事項が記録されています。
乙区には、抵当権や賃借権など所有権以外の権利に関する事項が記録されています。
3:○ 分譲マンションの1住戸を賃貸する場合は、管理規約など借主が守るべき事項を確認する必要があります。
区分所有建物の占有者(借主)は、建物の使用方法について、区分所有者が規約や集会の決議に基づいて負う義務と同じ義務を負います(区分所有法46条2項)。
ペットの飼育禁止や楽器演奏の制限などは、募集時に借主へ伝えるべき重要な情報です。
4:× 広告会社に全面的に任せて作成させた広告でも、公正競争規約に従う必要があります。
広告の表示主体は募集を行う宅地建物取引業者であり、表示内容の責任を免れることはできません。
【ポイント】
登記記録は、表題部が物件の表示、甲区が所有権、乙区が所有権以外の権利と整理して覚えましょう。
区分所有建物を賃貸するときは、管理規約や使用細則の確認が欠かせません。