正答4
解説
正解は4です。
この問題は最も不適切なものを選ぶので、○ が答え(不適切な記述)です。
建物の電気設備の仕組みと、トラブル時の対応が問われています。
【選択肢別解説】
1:× 遮断器が落ちたら、分電盤で落ちた回路を確認して再び通電させます。
再度落ちる場合はその回路に漏電や過負荷などの異常があるので、回路を切って専門業者に原因究明と修理を依頼します。
記述は適切です。
2:× 共同住宅で各住戸と共用部分の契約電力の合計が50キロワット以上になると、6,000ボルトの高圧で引き込みます。
この場合は電圧を下げる受変電設備を設置する必要があるので、記述は適切です。
3:× 単相3線式では、中性線と上または下の電圧線を使うと100ボルト、上下の電圧線を使うと200ボルトが使えます。
エアコンやIH調理器などの200ボルト機器も使えるので、記述は適切です。
4:○ ELB(アース・リーク・ブレーカー)は漏電遮断器のことです。
漏電を検知したときに電気を自動的に止める器具であり、地震の揺れを検知するものではありません。
揺れを検知して電気を止めるのは感震ブレーカーなので、記述は不適切です。
【ポイント】
分電盤には、契約容量を超えると切れるアンペアブレーカー、漏電で切れる漏電遮断器、回路ごとの配線用遮断器があります。
感震ブレーカーは、地震後の通電火災を防ぐための器具です。