正答3
解説
正解は3です。
この問題は、賃貸管理に必要な会計の基礎(費用・発生主義・企業会計原則・財務諸表)を問うています。
【選択肢別解説】
1:× 未払金や前受金は、費用ではなく負債に当たります。
負債とは、未払金や前受金のように、将来において一定の財産を減らすものをいいます。
費用とは、収益を得るために一定期間に費やされた財産の減少をいいます。
2:× 収益や費用は、現金の入出金の時点ではなく、取引が発生した時点で計上します。
現金の動きに合わせて計上する方法を現金主義、取引の発生時に計上する方法を発生主義といいます。
適正な期間損益を計算するため、企業会計では発生主義が原則とされています。
3:○ 企業会計原則は法令ではありませんが、すべての企業が従うべき基準とされています。
企業会計原則は、会計実務の慣習のうち一般に公正妥当と認められたものを要約したものです。
法令による強制ではありませんが、すべての企業が会計処理に当たって従わなければならない基準とされています。
4:× 一般的に財務諸表と呼ぶのは、貸借対照表と損益計算書の2つです。
キャッシュフロー計算書も重要な財務書類ですが、貸借対照表を除いて財務諸表と呼ぶことはありません。
【ポイント】
貸借対照表は一定時点の財政状態、損益計算書は一定期間の経営成績を示します。
収益と費用は発生主義、負債は将来財産を減らすもの、という定義の区別が頻出です。