正答2
解説
正解は2です。
この問題は不適切なものを選ぶので、○ が答え(不適切な記述)です。
給水設備の配管材料・配管方式・給水方式と、配管内で起こる現象を問うています。
【選択肢別解説】
1:× 樹脂ライニング鋼管やステンレス鋼鋼管などが使われているので、記述は適切です。
かつて多く使われた亜鉛めっき鋼管は錆びやすいため、現在は錆びにくい材料が使われています。
2:○ 記述はウォーターハンマー現象の説明であり、逆サイホンの説明ではないので、この記述が不適切です。
水流を急に止めたときに衝撃と高い水圧が生じる現象は、ウォーターハンマー(水撃作用)といいます。
逆サイホン作用とは、給水管内が負圧になり、いったん吐水した水や汚水が給水管内に逆流する現象です。
3:× さや管ヘッダー方式は軽量で柔軟性が高く、ねじ切り加工が不要なので、記述は適切です。
ヘッダーから各水栓まで樹脂管を分岐なしで配管するため、継手が少なく、配管の更新もしやすい方式です。
4:× 受水槽に蓄えた水を加圧ポンプで直接各住戸へ送る方式なので、記述は適切です。
高置水槽を使わずに、ポンプの圧力で直接給水する点が特徴です。
【ポイント】
「急に止めると衝撃」はウォーターハンマー、「負圧で逆流」は逆サイホン作用と区別しましょう。
逆サイホン作用は、吐水口空間を確保することなどで防止します。