ボイラー(移動式ボイラー及び小型ボイラーを除く。)の設置、検査及び検査証に関するAからDまでの記述で、その内容が法令に定められているもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。
ただし、計画届の免除認定を受けていない場合とする。
A ボイラーを輸入した者は、原則として、使用検査を受けなければならない。
B 使用を廃止したボイラーを再び設置しようとする者は、使用再開検査を受けなければならない。
C ボイラー検査証の有効期間の更新を受けようとする者は、原則として登録性能検査機関が行う性能検査を受けなければならない。
D 設置されたボイラーに関し事業者に変更があったときは、変更後の事業者は、その変更後14日以内に、所轄労働基準監督署長にボイラー検査証書替申請書を提出しなければならない。
正答2
解説
正解は2です。
使用検査・使用再開検査・性能検査と、事業者変更時の検査証書替えについて、ボイラー則の規定どおりかを判断する問題です。
【記述別解説】
A:○ 法令の内容と一致します。
ボイラー則第12条第1項第1号により、ボイラーを輸入した者は使用検査を受けなければなりません。
B:× 法令の内容と異なります。
使用を廃止したボイラーを再び設置する者が受けるのは、「使用再開検査」ではなく「使用検査」です(ボイラー則第12条第1項第3号)。
使用再開検査は、使用を「休止」したボイラーを再び使う場合の検査です(第46条)。
C:○ 法令の内容と一致します。
ボイラー則第38条により、検査証の有効期間の更新を受けようとする者は性能検査を受けます。
合格すると、登録性能検査機関が有効期間を更新します。
D:× 法令の内容と異なります。
ボイラー則第44条により、事業者に変更があったときは、変更後の事業者が「14日以内」ではなく「10日以内」に書替申請書を提出します。
法令に定められているのはAとCなので、正答は2です。
【選択肢別解説】
1:× 誤ったBを含むため、該当しません。
2:○ 正しいAとCだけの組合せで、これが正答です。
3:× 誤ったDを含み、正しいCを欠くため、該当しません。
4:× 誤ったBとDを含むため、該当しません。
5:× BとDはどちらも誤りなので、該当しません。
【ポイント】
「廃止」したボイラーの再設置は使用検査、「休止」したボイラーの再使用は使用再開検査です。
検査証の書替えは10日以内、ボイラー検査証の有効期間は原則1年です。