正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5です。
この問題は主な症状でないものを選ぶので、○ が答え(症状でないもの)です。
異物が入った場所が気道か食道かで症状が異なる点を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 流涎(よだれ)は食道異物で唾液を飲み込めないときの症状です。
気管内異物の主な症状ではありません。
2:× 咳嗽は気道に入った異物を排出しようとする反射で、気管内異物の代表的な症状です。
3:× 大きな異物が気道をふさぐと窒息を起こします。
気管内異物で最も危険な症状です。
4:× 異物で気道が狭くなると、呼吸のたびに喘鳴(ゼーゼー音)が聞こえます。
5:○ 嚥下痛は食道に異物がつかえたときの症状です。
気管内異物の主な症状ではありません。
【ポイント】
気道異物は咳嗽・喘鳴・呼吸困難・窒息、食道異物は嚥下痛・嚥下困難・流涎と対比して覚えましょう。
幼児のピーナッツなど豆類の誤嚥は気道異物の典型例です。
【用語】
流涎:唾液が口からあふれ出る状態で、飲み込みの障害や口を閉じる力の低下で起こる。
咳嗽:気道の異物や分泌物を、強い呼気とともに外へ出そうとする防御反射で、いわゆる咳である。
喘鳴:気道が狭くなったときに呼吸に伴って聞こえる、ゼーゼー、ヒューヒューという音である。
嚥下痛:食べ物や唾液を飲み込むときに咽頭や食道に感じる痛みのことである。
窒息:気道がふさがれて空気が肺に入らなくなり、酸素が不足する危険な状態である。