正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
失語症の訓練では、病期や本人・家族の状況に合わせた配慮が必要です。
【選択肢別解説】
1:× 記述は正しいです。
失語症の人はことばが通じないことで不安や抑うつを抱えやすく、心理面の支援が欠かせません。
2:× 記述は正しいです。
脳損傷後は疲れやすく集中が続きにくいため、訓練時間や課題量に配慮が必要です。
3:○ 記述が誤りです。
急性期は全身状態が不安定なため、ベッドサイドなどで個別に評価や訓練を行います。
集団訓練は、状態が安定した回復期以降に社会性や実用的なコミュニケーションを高める目的で行います。
4:× 記述は正しいです。
家族に、短い文でゆっくり話す、選択肢を示すなどの関わり方を指導することは重要です。
5:× 記述は正しいです。
訓練室で身につけた能力を日常生活で使えるよう、病棟や外出先などでも訓練を行います。
【ポイント】
急性期は個別対応・コミュニケーション手段の確保、回復期は集中的な個別訓練、維持期は集団訓練や社会参加の支援が中心です。
【用語】
急性期:発症直後の、全身状態が不安定で救命や合併症の予防を優先する時期である。
回復期:急性期のあとの、全身状態が安定して機能の回復が進む時期で、集中的な訓練を行う。
集団訓練:複数の患者が集まって行う訓練で、社会性や実用的なコミュニケーション能力を高める目的で用いられる。