正答1
解説
正解は1です。
歯の構造(エナメル質・象牙質・セメント質・歯根膜・歯髄)の性質を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:○ 誤った記述です。
エナメル質は重量の95%以上が無機質で、有機質はごくわずかです。
象牙質は無機質が約70%で、コラーゲンなどの有機質をエナメル質より多く含みます。
2:× 正しい記述です。
象牙質は歯髄側の象牙芽細胞によって、歯が完成したあとも生涯にわたり少しずつ作られます(第二象牙質)。
3:× 正しい記述です。
セメント質は歯根の表面を覆う硬組織で、歯根膜の線維を歯に付着させる役割があります。
4:× 正しい記述です。
歯根膜には圧力を感じる感覚受容器があり、かむ力や食べ物の硬さを感じ取ります。
5:× 正しい記述です。
歯髄は歯の中心にある神経と血管を含む組織で、周囲を象牙質に囲まれています。
【ポイント】
エナメル質は人体で最も硬く、ほぼ無機質でできており、一度できると再生しません。
象牙質は生涯形成されるという対比が頻出です。
【用語】
エナメル質:歯の最も外側をおおう人体で最も硬い組織で、無機質を多く含む。
象牙質:エナメル質の内側にあって歯の大部分を占め、歯髄を囲む硬組織である。
セメント質:歯根の表面をおおい、歯根膜の線維をつなぎとめる硬組織である。
歯根膜:歯根と歯槽骨の間にあるやわらかい膜で、咬む力の緩衝や感覚を受け持つ。
歯髄:歯の中心にある神経と血管を含む組織で、いわゆる歯の神経である。