正答2
解説
正解は2です。
アルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症の症状の違いを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 幻視はレビー小体型認知症の中核的な特徴です。
人や動物がありありと見える具体的な幻視がよくみられます。
2:○ 物盗られ妄想はアルツハイマー型認知症でより多くみられます。
記憶障害のためにしまった場所を忘れ、身近な人に盗られたと思い込むことが多いです。
3:× レム睡眠行動異常はレビー小体型認知症の特徴です。
夢の内容に合わせて大声を出したり手足を動かしたりします。
4:× パーキンソン症状(筋強剛・動作緩慢など)はレビー小体型認知症の特徴です。
5:× 認知機能の変動はレビー小体型認知症の特徴です。
日や時間によって注意や覚醒度が大きく変わります。
【ポイント】
レビー小体型認知症の中核的特徴は、認知機能の変動・幻視・レム睡眠行動異常・パーキンソン症状の4つです。
アルツハイマー型認知症は記憶障害が前景に立ち、物盗られ妄想が出やすい点と対比しましょう。
【用語】
レビー小体型認知症:神経細胞にレビー小体がたまって起こる認知症で、幻視やパーキンソン症状が目立つ。
アルツハイマー型認知症:脳の神経細胞が徐々に失われ、記憶障害を中心に進行する最も多い認知症である。
物盗られ妄想:自分がしまった物を、誰かに盗まれたと思い込む妄想である。
レム睡眠行動異常:夢をみる睡眠中に、夢の内容に合わせて体が動いたり声を出したりする状態である。
幻視:実際にはない人や動物などが、はっきりと見える幻覚である。