正答5
解説
正解は5です。
この問題は誤っている組み合わせを選ぶので、○ が答え(誤った組み合わせ)です。
フロイトの精神分析の基本概念を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい組み合わせです。
エス(イド)は本能的な欲動の源です。
不快を避けて快を求める快楽原則に従って働きます。
2:× 正しい組み合わせです。
自我は、エスの欲求と現実や超自我との間を調整します。
現実の状況を考慮して行動する現実原則に従って働きます。
3:× 正しい組み合わせです。
超自我は、親のしつけなどを取り込んで形成される良心や理想です。
道徳的な規範として自我を監視します。
4:× 正しい組み合わせです。
リビドーは、フロイトが想定した性的な欲動のエネルギーです。
5:○ 誤った組み合わせです。
防衛機制は、不安から自我を守るために主に無意識に働く心のしくみです。
抑圧・投影・合理化などがあり、意識的な作用ではありません。
【ポイント】
エス・自我・超自我の3つで心の構造を説明するのが構造論です。
防衛機制は無意識的に働くという点が、意識的な対処行動(コーピング)との違いです。
【用語】
快楽原則:不快を避けて快を求め、欲求をすぐに満たそうとする心の働きの原則である。
現実原則:現実の状況に合わせて、欲求の満足を延期したり調整したりする原則である。
超自我:親のしつけなどから取り入れた、良心や道徳的な規範にあたる心の部分である。
リビドー:精神分析で、心の活動を動かすエネルギーを指し、性的な欲動と結びつけて考える。
防衛機制:不安や葛藤から自分を守るために、無意識に働く心の仕組みである。