正答1
解説
正解は1です。
この問題は吃音の二次的症状でないものを選ぶので、○ が答えです。
吃音の中核症状は、音の繰り返し・引き伸ばし・ブロックです。
二次的症状は、中核症状を経験したことへの反応として後から生じるものです。
【選択肢別解説】
1:○ 二次的症状ではありません。
チックは、本人の意思と関係なく繰り返される不随意な運動や発声で、独立した疾患(チック症)です。
吃音への反応として生じるものではありません。
2:× 二次的症状です。
随伴症状は、吃音から抜け出そうとして手足を動かす、まばたきをするなどの身体の動きです。
3:× 二次的症状です。
予期不安は、話す前に「どもるのではないか」と不安になることです。
4:× 二次的症状です。
場面回避は、電話や自己紹介など、どもりそうな場面を避けることです。
5:× 二次的症状です。
情緒性反応は、吃音に対する恥ずかしさや緊張、怒りなどの感情の反応です。
【ポイント】
吃音は、中核症状に加えて、随伴症状・工夫(言い換えなど)・回避・情緒性反応などの二次的症状を評価します。
随伴症状とチックは見た目が似ていても、成り立ちが異なります。
【用語】
二次的症状:吃音の中核症状に対する反応として、後から生じる回避や工夫などの症状である。
随伴症状:吃音の最中にみられる、顔をしかめる、体を動かすなどの付随した動作である。
予期不安:吃るのではないかと、あらかじめ不安になることである。
場面回避:吃りそうな場面や状況を、あらかじめ避けようとする行動である。
情緒性反応:吃ることに対して生じる、恥ずかしさや恐れなど感情面の反応である。