正答1
解説
正解は1です。
改訂水飲みテスト(MWST)の方法と評価項目を問う問題です。
改訂水飲みテストは、少量の冷水を飲ませて嚥下の可否や誤嚥の徴候をみるスクリーニング検査です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:○ 誤った記述です。
冷水は舌背ではなく口腔底に注ぎます。
舌背に注ぐと水が直接咽頭に流れ込み、誤嚥の危険が高まるためです。
2:× 正しい記述です。
冷水3mLをシリンジで用います。
3:× 正しい記述です。
嚥下後に発声させ、湿性嗄声(ガラガラした声)の有無を評価します。
4:× 正しい記述です。
むせの有無は誤嚥を示す重要な評価項目です。
5:× 正しい記述です。
嚥下後の呼吸の変化(呼吸切迫)の有無を評価します。
【ポイント】
改訂水飲みテストは「冷水3mL・口腔底に注ぐ・嚥下・むせ・呼吸・湿性嗄声・追加嚥下」を評価し、1〜5点で判定します。
4点以上なら最大2回繰り返し、最も悪い点を評点とします。
【用語】
改訂水飲みテスト:少量の冷水を飲ませ、むせや呼吸の変化から嚥下の状態を調べる簡便な検査である。
舌背:舌の上面の部分を指し、舌の表側にあたる解剖学用語である。
湿性嗄声:喉に水分がたまったようなゴロゴロした声で、誤嚥の疑いを示す。
むせ:異物が気道に入りかけたときに、勢いよく咳き込む反応である。