正解を2つ選んでください。
正答2・3
解説
正解は2と3です。
測定尺度は、名義尺度・順序尺度・間隔尺度・比率尺度の4つに分けられます。
順序尺度は、大小や順位には意味があるものの、値の間隔は等しいとは限らない尺度です。
【選択肢別解説】
1:× 順序尺度ではありません。
ソーン尺度は、1soneの2倍の大きさに聞こえる音を2soneとする比率尺度です。
2:○ 順序尺度です。
会話明瞭度は、話がどの程度分かるかを「よく分かる」から「全く分からない」までの段階で評価します。
段階の順序に意味はありますが、段階の間隔は等しくありません。
3:○ 順序尺度です。
GRBAS尺度は、声の嗄声の程度を0から3の4段階で評価します。
数値は程度の順序を表しますが、間隔が等しいとはいえません。
4:× 順序尺度ではありません。
聴力レベルはdBで表される量的な尺度で、値の差にも意味があります。
5:× 順序尺度ではありません。
カルテ番号は患者を区別するための番号で、大小に意味がない名義尺度です。
【ポイント】
評定尺度を使う臨床評価(明瞭度、GRBAS、重症度分類など)の多くは順序尺度です。
順序尺度のデータでは、平均値よりも中央値を代表値として使うのが原則です。
【用語】
順序尺度:大小や順位には意味があるが、段階の間隔が等しいとは限らない尺度である。
名義尺度:区別や分類のための尺度で、数字は番号としての意味しかもたない。
比率尺度:原点が決まっていて、間隔にも比にも意味がある尺度である。
GRBAS尺度:嗄声の程度を、G・R・B・A・Sの5つの観点から段階評価する聴覚心理的な方法である。