正答2
解説
正解は2です。
脳血管障害の急性期の言語聴覚療法では、病状が不安定な中での評価と、意思疎通の支援が中心になります。
この問題は目的でないものを選ぶので、○ が答えです。
【選択肢別解説】
1:× 予後予測は目的の1つです。
障害の種類と重症度を評価し、回復の見通しを立てて今後の方針につなげます。
2:○ リスク管理は言語聴覚療法の目的ではありません。
急性期には血圧や意識状態などの変化に注意したリスク管理が欠かせませんが、それは訓練を安全に行うための前提です。
3:× 家族やスタッフへの助言は目的の1つです。
患者との接し方や話しかけ方を具体的に伝えます。
4:× コミュニケーション手段の確保は目的の1つです。
Yes/Noの反応や指さし、文字盤などで、患者が意思を伝えられるようにします。
5:× 患者、家族、スタッフへの情報提供は目的の1つです。
障害の内容や状態を分かりやすく説明します。
【ポイント】
急性期は、早期の評価、コミュニケーション手段の確保、周囲への情報提供と助言が重要です。
リスク管理はどの時期でも訓練の前提として常に求められます。
【用語】
脳血管障害:脳の血管が詰まったり破れたりして、脳に障害が起こる病気の総称である。
急性期:発症直後で病状がまだ不安定な時期を指し、全身管理が優先される。
予後予測:病気や障害の今後の経過や回復の見通しを予測することである。
リスク管理:訓練中の事故や状態の悪化を防ぐために、危険を予測して対処することである。