正答3
解説
正解は3です。
メタボリックシンドロームの日本の診断基準では、内臓脂肪蓄積を必須項目とし、脂質・血圧・血糖のうち2項目以上を満たすことが条件です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
内臓脂肪の過剰な蓄積がインスリン抵抗性を生み、高血糖や脂質異常、高血圧を招くと考えられています。
2:× 正しい記述です。
空腹時血糖値110mg/dL以上が高血糖の基準として含まれます。
3:○ 誤った記述です。
男性のウエスト周囲径の基準は90cmではなく85cm以上です。
女性は90cm以上が基準です。
4:× 正しい記述です。
中性脂肪150mg/dL以上、またはHDLコレステロール40mg/dL未満が基準に含まれます。
5:× 正しい記述です。
内臓脂肪を減らすための食生活の改善と運動習慣が予防と改善の中心です。
【ポイント】
ウエスト周囲径は男性85cm以上、女性90cm以上と、女性の方が大きい点が頻出です。
血圧は収縮期130mmHg以上または拡張期85mmHg以上が基準です。
【用語】
メタボリックシンドローム:内臓脂肪の蓄積に加え、脂質異常・高血圧・高血糖のうち複数を併せもつ状態である。
内臓脂肪:腹腔内の臓器のまわりにたまる脂肪で、蓄積すると代謝異常を起こしやすい。
ウエスト周囲径:おへその高さで測る腹囲で、内臓脂肪の蓄積を調べる簡便な指標である。
空腹時血糖値:食事をとらない状態で測った血液中のブドウ糖の濃度で、糖尿病の診断などに用いる。