正解を2つ選んでください。
正答2・3
解説
正解は2と3です。
脳神経核の位置は、中脳・橋・延髄のどこにあるかで整理すると覚えやすくなります。
中脳には第3・4脳神経、橋には第5〜8脳神経、延髄には第9〜12脳神経の主な核があります。
【選択肢別解説】
1:× 動眼神経(第3脳神経)の核は中脳にあります。
上丘の高さに位置し、橋ではありません。
2:○ 外転神経(第6脳神経)の核は橋の下部、第四脳室底にあります。
顔面神経の線維がこの核を取り巻き、顔面神経丘をつくります。
3:○ 顔面神経(第7脳神経)の運動核は橋の被蓋にあります。
表情筋を支配する運動線維はこの核から出ます。
4:× 舌咽神経(第9脳神経)の核は延髄にあります。
疑核や孤束核など、延髄の核と関係します。
5:× 舌下神経(第12脳神経)の核は延髄にあります。
第四脳室底の舌下神経三角の深部に位置します。
【ポイント】
「中脳3・4、橋5・6・7・8、延髄9・10・11・12」と覚えます。
三叉神経の核は中脳から延髄まで広がりますが、主な運動核と主知覚核は橋にあります。
【用語】
橋:脳幹の中央部にあたり、中脳と延髄の間に位置する部位である。
外転神経:第6脳神経で、眼球を外側に向ける外直筋を支配する運動神経である。
顔面神経:第7脳神経で、表情筋の運動と舌の前方3分の2の味覚を担う神経である。
舌咽神経:第9脳神経で、咽頭の運動や感覚、舌の後方3分の1の味覚を担う神経である。