正答5
解説
正解は5です。
この問題は適切でないものを選ぶので、○ が答え(不適切な作成方法)です。
質問紙法では、回答者が質問を同じ意味に受け取り、正直に答えられる項目を作ることが大切です。
【選択肢別解説】
1:× 質問の意味を明確にすることは適切です。
あいまいな質問は人によって解釈が変わり、正確なデータが得られません。
2:× 自然で平易な表現を用いることは適切です。
難しい言葉や専門用語は誤解や回答拒否の原因になります。
3:× 一般的な質問と個人的な質問を区別することは適切です。
世間一般についての意見と本人自身のことを混ぜると、何を答えればよいかが不明確になります。
4:× 心理的負担がかかる質問を、必要がない限り避けることは適切です。
回答者への配慮であり、無回答や不正確な回答も防げます。
5:○ 複数の事柄を1つの項目で尋ねるのは不適切です。
「ダブルバーレル質問」と呼ばれ、片方だけに当てはまる人が答えられなくなります。
正しくは、1つの項目で1つの事柄だけを尋ねます。
【ポイント】
質問項目の作成では、ダブルバーレル質問、誘導的な質問、否定を重ねた質問を避けます。
回答の順序による影響(キャリーオーバー効果)にも注意します。
【用語】
質問紙法:あらかじめ用意した質問項目に回答してもらい、性格や意見を調べる方法である。
ダブルバーレル質問:1つの質問項目の中で2つ以上の事柄を同時に尋ねてしまう、避けるべき質問の形式である。
キャリーオーバー効果:前に置かれた質問への回答が、後の質問への回答に影響を及ぼす現象である。