正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4です。
この問題は適切でないものを選ぶので、○ が答え(不適切な関わり)です。
生活期の失語症者には、言語機能の維持・改善と、生活や社会参加の支援を並行して行います。
【選択肢別解説】
1:× 患者会を紹介することは適切です。
同じ障害をもつ人との交流は、孤立を防ぎ、社会参加のきっかけになります。
2:× ICFの活動・参加を支援することは適切です。
生活期では、実際の生活場面でのコミュニケーションや社会参加を広げることが重要です。
3:○ 言語機能面への介入を避けるのは適切ではありません。
失語症は発症から長い期間を経ても改善が続くことがあり、生活期でも言語機能への働きかけを行います。
4:○ 重度例で主に家族とやり取りするのは適切ではありません。
重度でも本人が関わりの中心であり、本人と直接やり取りし、伝わる手段を一緒に探します。
5:× 全般的な認知機能を維持する働きかけは適切です。
活動量が減りやすい生活期では、認知機能の低下を防ぐ関わりも大切です。
【ポイント】
生活期の支援は、言語機能の維持・改善、代償手段の活用、家族への助言、社会参加の支援を組み合わせて行います。
どの時期でも、本人を中心とした関わりが原則です。
【用語】
生活期:急性期や回復期を過ぎ、在宅などで生活を続けながら機能の維持・向上と社会参加を図る時期である。
患者会:同じ障害や疾患をもつ人や家族が集まり、交流や情報交換を行う会である。
活動・参加:ICFで、個人の課題の遂行と、生活や社会への関わりを指す要素である。
認知機能:記憶、注意、思考、判断など、知的な情報処理に関わる脳の働きを指す。