正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っている組合せを選ぶので、○ が答え(誤った組合せ)です。
錯語・錯書・錯読の誤りの種類を、目標語と誤った語の関係から分類できるかが問われています。
【選択肢別解説】
1:× 「侍」を「待」と書くのは、字形の似た別の漢字に置き換わる誤りです。
形態性錯書という組合せは正しいです。
2:× 「親友(しんゆう)」を「新夕」と書くのは、読みが同じ別の漢字に置き換わる誤りです。
類音性錯書という組合せは正しいです。
3:○ 形式性錯語は、目標語と音の形が似た別の実在語に置き換わる誤りです。
「かい」と「め」には音の共通部分がほとんどないため、形式性錯語には当たりません。
目標語と音も意味も関係のない実在語に置き換わる誤りは、無関連錯語(無関係錯語)に分類されます。
4:× 「先生」を「がっこう」と言うのは、意味的に関連する別の語に置き換わる誤りです。
意味性錯語という組合せは正しいです。
5:× 「ビール」を「ひーる」と読むのは、濁点を見落として似た文字に読み誤るものです。
視覚性錯読という組合せは正しいです。
【ポイント】
錯語の分類は「意味が近いか(意味性)」「音が近いか(音韻性・形式性)」で判断します。
文字の誤りでは「形が近いか(形態性)」「読みが同じか(類音性)」で判断します。
【用語】
形態性錯書:字形の似た別の文字に誤って書き換える書字の間違いである。
類音性錯書:読みが同じ、または似た別の文字に誤って置き換えて書く書字の間違いである。
形式性錯語:目標語と音が似ていて、かつ実在する別の語に置き換わる話し言葉の間違いである。
意味性錯語:目標語と意味的に関連のある別の語に置き換わる話し言葉の間違いである。
視覚性錯読:文字の形が似た別の文字や語に読み誤る、読みの間違いである。