中堅家電メーカA社では,自社の製品群に対する資金投資の優先度を検討するために,将来性と競争力によって製品をグループ分けしたい。
このとき用いる分析手法として,最も適切なものはどれか。
正答3
解説
正解は3です。
製品への資金投資の優先度を、将来性と競争力の二つの軸でグループ分けする手法を問う問題です。
将来性は市場成長率、競争力は市場シェアで表すことができます。
【選択肢別解説】
1:× クラスタ分析は、似た性質のデータ同士をグループにまとめる統計手法です。
価格と容量で分類しても、将来性と競争力による投資判断にはつながりません。
2:× RFM分析は、顧客を最終購買日(Recency)、購買頻度(Frequency)、購買金額(Monetary)で評価する手法です。
分析の対象が製品ではなく顧客です。
3:○ PPM(Product Portfolio Management)分析は、市場成長率と相対的市場シェアの2軸で製品を分類します。
花形、金のなる木、問題児、負け犬の四つに分け、資金をどこに投じるかを判断するので、本問の目的に合います。
4:× 主成分分析は、多数の変数を少数の総合的な指標にまとめる統計手法です。
不具合の原因を分析しても、投資の優先度を決めるグループ分けにはなりません。
【ポイント】
PPMでは、金のなる木で得た資金を、花形や問題児に投じるのが基本的な考え方です。