第100回 助産師国家試験 午後問86
卵胞期と比較して、排卵期の頸管粘液の変化で正しいのはどれか。
2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答3・5
解説
正解は3と5。
排卵期の頸管粘液はエストロゲン優位で水様性・粘稠度低下(さらさら)・牽糸性増加(10cm以上)・透明度増加・羊歯状結晶形成(drying patternが羊歯葉様)と、精子の通過と頸管内貯留に適した変化を示す。
1は誤りで、排卵期はpHが中性〜弱アルカリ性に傾き、酸性に弱い精子の生存に適した環境となる(卵胞期前半はより酸性)。
2は誤りで、牽糸性は10cm以上に増加する(卵胞期は数cm)。
4は誤りで、分泌量は排卵期に最大となる(妊娠成立を助ける)。
頸管粘液検査(Spinnbarkeittest・Fern test)は不妊検査の基本で、排卵時期評価や排卵誘発療法の効果判定、Huhner test(性交後試験)の前提条件確認にも用いられる。
エストロゲンの卵胞期後半〜排卵期にかけてのピークが粘液変化を引き起こす機序を理解する。まとめて解く
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