第101回 助産師国家試験 午前問4
出生直後の正期産新生児の血液中免疫グロブリンについて正しいのはどれか。
正答4
解説
正解は4。
IgMは分子量が大きく経胎盤移行しないため、新生児血中IgMは児が胎内で産生したものとなり、高値は胎内感染(TORCH等)を示唆する。
1のIgAも経胎盤移行せず児自身の産生で、出生時は微量であるため高値は胎内感染を示唆するが「出生直後の正期産児」では通常検出されず、IgAだけで判定する記述は誤り。
2のIgEは経胎盤移行せず母体由来とは言えない。
3のIgGは妊娠後期に経胎盤輸送(FcRn介在)され、出生時に成人と同等の高値を示すのが生理的であり原発性免疫不全とは結びつかない。
新生児はIgG主体の受動免疫で守られ、生後3〜6か月で母体由来IgGが消退するため感染症罹患リスクが高まる。まとめて解く
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