第103回 助産師国家試験 午後問80
正期産児に発症した胎便吸引症候群の合併症で注意するのはどれか。
正答5
解説
正解は5。
胎便吸引症候群(MAS)は胎便を含む羊水を吸引することで肺胞・気道閉塞、化学性肺炎、サーファクタント不活化を起こし、低酸素症から「新生児遷延性肺高血圧症(PPHN)」を合併しやすい。
1の壊死性腸炎、3の気管支肺異形成、4の胎便関連性腸閉塞は早産児や別病態の合併症、2の動脈管開存症は早産児に多い病態。
MASは正期産・過期産児に多く、PPHNを伴うと胎児循環復活・チアノーゼ・酸素化困難となり、人工呼吸・NO吸入療法・ECMOを要する。
NCPRでも非泣・筋緊張低下・羊水混濁の3条件で気道吸引(インフレーションタイム前)を考慮。
助産師は娩出後の児の活気・呼吸を即座に評価し、NCPRアルゴリズムに沿って蘇生する。まとめて解く
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