第103回 助産師国家試験 午後問81
生後 12 時間の新生児。
在胎 32 週1日、出生体重 1,700 g で出生した。
保育器内で経鼻的持続気道陽圧呼吸療法〈CPAP〉(吸入酸素濃度 25 %)を開始し、輸液管理中である。
バ イ タ ル サ イ ン は、体温 (腋窩温) 36.5 ℃、呼吸数 65/分、心拍数 160/分、血圧 50/32 mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉94 % であった。
また、血糖値は 60 mg/dL であった。
現在の児の状態の評価で正しいのはどれか。
正答2
解説
正解は2。
早産児(在胎32週)で呼吸数65/分は正常上限60/分を超え「多呼吸(tachypnea)」と評価される。
RDS・TTN・敗血症等の呼吸障害サインで、CPAP管理下でも呼吸状態の継続的モニタリングが必要。
1の心拍数160/分は新生児正常範囲(120-160)の上限内、3の血圧50/32mmHgは在胎週数相当のおおよその正常下限、4の体温36.5℃(腋窩)は正常範囲(36.5-37.5℃)、5のSpO2 94%は早産児目標域(90-94%)内。
早産児の呼吸障害は分単位の悪化があり、呼吸数・呼吸様式(陥没・呻吟・鼻翼)・酸素化を総合評価し、CPAP/NCPR/サーファクタント投与のタイミングを判断。
助産師はNICU看護の基礎として正常値と異常徴候を識別する。まとめて解く
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