第106回 助産師国家試験 午後問98
A さん(31 歳、 1 回経産婦)は既往歴に特記すべきことはない。 妊娠経過は順調であった。 妊娠 38 週 6 日に陣痛発来し、 2 時に入院した。 分娩第 2 期遷延のためオキシトシンを用いて陣痛を促進し、23 時に 2,980 g の男児を出産した。 Apgar〈アプガー〉スコアは 1 分後、 5 分後ともに 9 点であった。 分娩所要時間 22 時間、分娩時出血量 450 mL、会陰裂傷Ⅱ度、分娩後 2 時間の母児の経過は良好であった。 A さんの乳房はⅢ型で、短乳頭である。 第 1 子は混合栄養であったため、今回は母乳栄養を希望している。 産褥 3 日、乳房は全体的に温かく乳房緊満軽度あり、 乳腺の開口数 3 〜 4 本、乳輪部の圧迫で乳汁がにじむ。 左乳頭に水疱がある。 たて抱きで授乳しており、児頭の支えが不安定になっている。 A さんは「おっぱいが張って痛いし、赤ちゃんもうまく吸ってくれません」と話す。 体温 37.2 ℃、脈拍 78/分。 子宮収縮は良好である。 このときの A さんへの対応で適切なのはどれか。
正答3