正答1
解説
正解は1です。
コプリック斑は、頬の内側の粘膜(臼歯に向かい合う部分)にみられる、周りが赤く中央が白い小さな斑点です。
発疹が出る前に現れるため、早期診断の手がかりになります。
【選択肢別解説】
1:○ コプリック斑は麻疹でみられます。
発熱、咳、鼻汁、結膜充血が続くカタル期の終わりごろに出現し、その後に全身の発疹が現れます。
2:× 猩紅熱ではコプリック斑はみられません。
猩紅熱はA群溶血性連鎖球菌の感染症で、口腔内には苺舌がみられます。
3:× 悪性貧血ではコプリック斑はみられません。
ビタミンB12の欠乏により、舌の乳頭が萎縮して赤く平らになるハンター舌炎がみられます。
4:× ビタミンB₂欠乏症ではコプリック斑はみられません。
ビタミンB₂の欠乏では、口角炎、口唇炎、舌炎がみられます。
【ポイント】
口腔所見の代表は、麻疹にコプリック斑、猩紅熱と川崎病に苺舌、悪性貧血にハンター舌炎、ビタミンB₂欠乏に口角炎です。
組合せで出題されることが多いので、セットで覚えましょう。