正答4
解説
正解は4です。
リンパ節腫脹は、圧痛の有無、硬さ、可動性によって原因を推定できます。
炎症によるものは痛みを伴い、腫瘍によるものは痛みを伴わないことが多いのが基本です。
【選択肢別解説】
1:× 悪性リンパ腫のリンパ節腫脹は、通常は圧痛を伴いません。
ゴムのような弾性硬で、痛みのないリンパ節腫脹が特徴です。
2:× リンパ性白血病のリンパ節腫脹も、通常は圧痛を伴いません。
腫瘍化したリンパ球の増殖により、全身のリンパ節が痛みなく腫れます。
3:× 癌のリンパ節転移も、通常は圧痛を伴いません。
石のように硬く、周囲と癒着して動きにくいリンパ節として触れるのが特徴です。
4:○ 化膿性リンパ節炎では、圧痛を伴うリンパ節腫脹をきたします。
細菌感染による急性炎症のため、腫れたリンパ節に痛みと熱感があり、周囲の皮膚が赤くなることもあります。
【ポイント】
圧痛のあるリンパ節腫脹は炎症性、圧痛のない硬いリンパ節腫脹は腫瘍性(悪性リンパ腫、白血病、癌の転移)を考えます。
胃癌の左鎖骨上窩リンパ節転移(ウィルヒョウ転移)も無痛性で硬いのが特徴です。